HDDから異音がする原因と対処法 | 注意点や復旧方法を解説
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HDDから異音がする原因と対処法 | 注意点や復旧方法を解説

HDDに通電しないでください

HDDの異音は故障のサインです。
HDDの寿命は2~3年と言われていますが突然異音が聞こてくることもあります。
「カチカチ」「カタカタ」など以外にも様々な異音がHDDの不具合によって聞こえてきます。
「いつもと様子が違う」と少しでも感じた場合は、HDDをむやみに触らず注意点と対処法を確認し異音ごとの適切な対処をとりましょう。

1. HDDから聞こえる異音の種類

HDDから発生する音には、正常な音と異常が発生している可能性のある音で様々な種類が存在しています。ここでは、ご相談いただくHDDの異音障害において、よくある音の種類をご紹介します。

HDDに異常が発生している可能性のある音(異音)

HDDから以下の異音、もしくはそれに近い異音が聞こえている場合には、即電源を落としてください。そのまま通電を続けると、機器に重大な負荷を与え、最悪の場合データを消失してしまう可能性があります。物理的な障害であるため、専門家への相談をおすすめします。


カチカチ、カタカタ

HDDから「カチカチ」「カタカタ」という異音がする場合、※磁気ヘッドの故障や、それによるプラッタとの接触等により、データが傷ついている可能性があります。(データの読み書きを行う装置)


シーッ、シャー

HDDから「シーッ」「シャー」という異音がする場合、HDD内部の部品同士が擦れディスクに重大な傷を与えている可能性があります。


ガキッ、キュルキュル、カコンカコン

HDDから「ガキッ」「キュルキュル」「カコンカコン」という異音がする場合、HDD内部に物理的な障害が発生している可能性があります。放置して使用を続けると、データ消失につながる可能性があります。


カチャカチャ、カックンカックン

HDDから「カチャカチャ」「カックンカックン」という異音がする場合、HDD内部に重大な障害が発生している可能性が高いです。データの消失を避けるため、即使用を中止しましょう。


正常な動作をしているときの音

HDDから以下の音がする場合には、HDDは正常に動作しています。通常使用を続けて問題ないですが、HDDは精密機械です。衝撃を与えたりすることで異音が発生する可能性がありますので、注意してください。


ジージー、カリカリ

HDDから「ジージー」「カリカリ」という音がする場合、これはシーク音といってHDDがデータを読み書きするときに発生する音です。正常に動作しており、問題ありません。


ブーン、ブオーン

HDDから「ブーン」「ブオーン」という音がする場合、これは冷却ファンの動作音で、HDDから発生している音ではありません。パソコンの熱を逃がすための仕組みで、この音も問題ありません。


ここにあげた異音の例はHDDから発生する異音の一部です。これ以外の音が発生している場合には、一度専門家に相談することをおすすめいたします。

HDDの異音は故障・不具合のサインです。 HDDから少しでも異音がする場合は、注意点を確認し大切なデータが保存されている場合は依頼の有無にかかわらずデータ復旧業者に相談しましょう。

2.HDDからカチカチ・カタカタ異音がする原因

HDDの内部構造と異音が生じてしまう代表的な原因をご紹介します。

HDDの内部構造

HDDのデータを読み書きする装置は「磁気ヘッド」と呼ばれており、データ記録面は「プラッタ」と呼ばれています。
磁気ヘッドは、経年劣化や外部からの衝撃で破損することがあり、その際に「磁気ヘッド障害」を引き起こします。
磁気ヘッド障害には、次のようなパターンがあります。

磁気ヘッド障害(物理障害)

①磁気ヘッドの誤作動

磁気ヘッドが破損すると、HDDを動作させるプログラム(ファームウェア)を読み込めず、同じ場所を延々と往復しつづけます。
この際、磁気ヘッドが搭載されたアームがストッパーに当たることから「カチカチ」と異音が生じます。当然、読み書きは行えないため、データを取り出すには、専門業者で磁気ヘッドを交換・修復する必要があります。


②磁気ヘッドがプラッタに接触

これは、①が更に悪化したもので、大変危険な状態です。
磁気ヘッドとプラッタの間は、10nm(ウイルスの直径)程度の隙間しかないため、ヘッドがプラッタが接触すると、プラッタに、円環上の傷(スクラッチ)が付いてしまいます。その際、①のカチカチ音に加え「シャーシャー」という擦れた音まで発生してしまうので、ただちに通電をやめてください。


不良セクタ(物理障害)

パソコン、外付けHDDから異音が発生している場合に起きている障害として、磁気ヘッドの次に割合が高かったものがセクタ部分の異常です。
異音が鳴る場合、自然劣化によって不良となったセクタ部分を読み込もうと、その上を磁気ヘッドが何度も往復している可能性があります。

セクタとは、HDD上でデータを記録する最小単位です。そして、不良セクタとは、データの読み書きができなくなったセクタのことを指します。HDDには製造段階から数多くの不良セクタが存在するため、その箇所を回避してデータの読み書きを行うように設定されています。しかし、経年劣化によって不良セクタが増加すると、回避命令が不十分となるため、磁気ヘッドは無意味な往復作業を繰り返すようになります。その際に、アームがストッパーに当たることで、カチカチと異音が生じます。


ファームウェア障害

異音がする場合、動作を制御するファームウェアというプログラムが異常を起こしている可能性があります。
ファームウェアが破損していると、 磁気ヘッドやモーターに必要な指示を与えられず、アームがストッパーに当たることで「カチカチ」と異音が生じます。
なお、ファームウェア障害は、磁気ヘッド障害と同様に「カチカチ」という異音が鳴ることから、区別しにくいとされています。 そのため、技術力が乏しい業者にデータ復旧を依頼してしまうと、不必要な開封作業が行われ、データが消失する恐れがあるため、実績が乏しい業者に依頼するのは控えましょう。


3. HDDから異音がする際の注意点

HDDに通電しないでください

HDDを通電しない

カチカチ」「カタカタ」と音がしているHDD(ハードディスク)は、内部で何らかの不具合が発生しています。通電させることで、データを読み取る磁気ヘッド部分は折れ曲がり、データを書き込んでいるディスクにキズをつけてしまう危険があります。CDやレコードに傷がつくと再生できなくなるのと同じで傷がついてしまうと、データが復旧できなくなってしまいます。「カチカチ」「カタカタ」と音がしているHDDは絶対に通電させないで下さい。

HDDを開封しないでください

HDDを開封しない

ハードディスクは超精密機器のため、通常の環境下では絶対に開封しないでください。HDD内部にあるディスクにホコリが付着することにより、データが復旧できなくなってしまうのです。また、データを読み取るヘッドとデータが書き込まれているディスクの間は、髪の毛よりも細い隙間のため、手でいじって少しでも曲げてしまうとディスク内部に傷をつけてしまいキケンです。HDDの開封作業には、ホコリの無い特殊設備と熟練された技術が必要です。絶対にHDDを開封しないでください。

4. HDDから異音がするときの対処法

①通電、操作を止める

まず、これ以上の障害が悪化しないように、通電や操作を止めましょう。 通電を続ければ続けるほど、HDD内部の故障状況が悪化し異音が大きくなったり、HDDが動作しなくなるケースがあります。

②バックアップを取るかは慎重に判断する

データのバックアップを行うと、データの読み書きを行うことでHDDに負荷がかかり、途中でHDDが動作を停止してしまうケースがあります。バックアップも取れずデータの読み込みもできなくなってしまうと元も子もないため、バックアップをとるかは慎重に判断しましょう。大切なデータであれば、自分で何か操作を行う前に専門の業者に相談をおすすめします。 ったり、HDDが動作しなくなるケースがあります。

③データ復元ソフトは対応範囲外のため使わない

HDDから異音がする場合、物理的な障害が発生している可能性が非常に高いです。データ復元ソフトや修復ツールは、論理的な障害には対応していますが、異音のような物理的な障害に対応していません。
異音がするHDDにデータ復元ソフトを使用することによって、強制的にスキャンをかける形になり、機器に負荷がかかって状態が一気に悪化するケースがよくあります。異音のするHDDに対し、復元ソフトで何度もスキャンをかけると、HDDの状態が悪化しデータ復旧業者でも復旧困難となる恐れがあります。

④専門業者に相談する

異音の発生したHDDから復旧を行うには、専門業者に対応を依頼しましょう。HDDから異音がする際は、必ず電源をOFFにし、データを優先するか、機器の使用を優先させるかによって業者を選定しましょう。

①大切なデータが保存されている場合は「データ復旧業者」に相談
②データよりもPCやHDDの使用を優先する場合は「修理業者」に相談

②の修理業者の場合、修理の過程でデータが消去・初期化されるため、大切なデータを取り出したい場合はデータ復旧業者へ依頼してください。 異音のするHDDは、データ復旧の中でも復旧難易度が高い症状に含まれます。業者選びの際は、「物理的な障害の発生したHDDから復旧実績があるか」を必ず確認することをおすすめします。


データ復旧サービスの流れや料金については下記からご確認ください。


【初めての方へ】データ復旧サービスについて詳しくご紹介
【サービスの流れ】どこまで無料? 復旧にかかる期間は? サービスの流れをご紹介
【料金について】データ復旧にかかる費用やお支払方法について
【交通アクセス】お持込み拠点へのアクセスについて
【口コミ】HDD復旧サービスをご利用されたお客様の声・評判をご紹介


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5. 異音がするHDDからデータ復旧する3つのポイント

当社では3つを揃えていることにより、異音がするハードディスクから「確実」で「早い」データ復旧を可能にし、多くのお客様から喜びの声を頂いています。

手術室に当たる専用の大型    クリーンルームを設置 専門医となるメーカー・症状 別の専門技術員が対応
手術室に当たる専用の大型    クリーンルームを設置
専門医となるメーカー・症状 別の専門技術員が対応


Point 1. 対応キャパシティが違います

20台同時作業が可能な大型クリーンルーム

クリーンルームで作業する復旧エンジニア

ハードディスクは超精密機器であるため、復旧作業は専門のクリーンルームで行わなければいけません。
最近では、自社内にクリーンルームを設置しているデータ復旧会社が増えてきていますが、一度にハードディスク1台しか復旧作業をすることができないような小規模のものがほとんどです。
当社では、同時に20台以上のハードディスクの物理作業ができるキャパシティの大型クリーンルームを導入しています。
設備の空きがないという理由でお客様をお待たせするようなことなく、スピード復旧することができます。


Point 2 . 世界中に張り巡らされた部品調達ネットワークが違います

毎月200〜300台のHDDを部品用として購入

ラックに並んだドナー部品

ハードディスクは部品を新しいものと交換しても、整合性が合わないと直りません。移植手術のドナーと非常に似ており、型番のほか、製造国や製造年が異なると意味がありません。 ハードディスクの動作をコントロールする基盤と半導体チップだけでも数十万種類あります。同じメーカー、同じ型番のハードディスクでも、製造国や製造ラボによって、調達している部品が全く違うこともあります。 一般的なデータ復旧会社で「部品が無いために復旧ができません」と断られることがありがちですが、当社では、部品調達班を設け、毎月200~300台のドナー部品用ハードディスクを独自のルートで世界各国から素早く調達し、あらゆるメーカー・型番のハードディスクの物理復旧に対応しております。


Point 3. 症状別に専門担当制で知識と経験数が違います

症状別に専門技術員が対応

メーカー・症状別に復旧作業を行う専門技術員

物理復旧は、単純に部品を交換すれば直るというものではありません。 同じように見える症状でも、いくつもの原因が考えられ、復旧の方法も難易度も様々です。 常に、高いデータ復旧率を保つためには、医者と同様にハードディスクについての深い知識と、データ復旧の経験数が必要になります。

当社では、症状別に専門技術員が対応することで、症状ごとに深い知識を習得し、経験数を多く積むことができるため高い復旧率を有しております。 少人数で復旧を行っているデータ復旧会社では、1人の技術員が全症状に対応するため、専門性が低く、知識も経験も浅いために、難易度の高いものを復旧できるわけがありません。

6.HDDから異音がするトラブルのよくあるご質問

まず直るかどうか知りたいのですが、診てもらうのにお金はかかりますか?

いえ、かかりません。当社では初期診断を無料で実施しています。お客様の機器に初期診断を行って初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、故障状況を確認しお見積りをご提示するまで費用は頂いておりません。※ご郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ機器の返送費用をご負担頂いておりますのでご了承ください。

営業時間を教えてください

営業時間は以下の通りになっております。
土日祝日問わず、年中無休でお電話でのご相談・復旧作業・ご納品・アフターサービスを行っています。

電話受付:0:00~24:00 (24時間対応) 
来社受付:9:30~21:00

他社で復旧できないといわれた機器でも復旧できますか?

復旧できる可能性がございます。弊社では他社で復旧不可となった機器から、データ復旧に成功した実績が多数ございます。 他社大手パソコンメーカーや同業他社とのパートナー提携により、パートナー側で直せない案件を数多くご依頼いただいており、様々な症例に対する経験を積んでおりますのでまずはご相談ください。


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