RAID5を復旧するには何が必要?データ復旧業者が語るRAID5
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RAID5を復旧するには何が必要?
データ復旧業者が語るRAID5

「RAID5で使用していたサーバが壊れた!アクセスできない!」と今まさに困っていらっしゃる方のために、当社が国内で10年以上データ復旧を行ってきたからこそ見えてきた「RAID5の復旧」に関する情報を、ご提供いたします。


※RAID障害が発生している状況の場合、お電話いただければ、専門のデータ復旧アドバイザーがお客様の状況に合ったご提案をさせていただきます。

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1. RAID5って、どういう仕組み?

RAID5の仕組み

RAID 5は、RAID0と同じく複数のHDD(ハードディスク)にデータを分割して書き込みながら、耐障害性も確保したRAID方式のことです。

RAID5最大の特徴は、複数のHDDにデータを書き込む際「パリティ」と呼ばれる復元用の冗長コードが同時に格納されることです。

これによって、たとえ1台のHDDが壊れたとしても、他のHDDに格納されたパリティ情報を照合することで、失われたデータを逆算する形で導き出すことが出来ます。

RAID5のメリット・デメリットとしては、下記のものがあります。

メリット

・RAID0になかった冗長性(耐障害性)を確保し、搭載HDDが1台壊れても稼働できる
・データの書き込みを分散して行うことで、アクセスが集中することによる不具合を防げる
・HDDの台数が増えれば増えるほど、容量と速度が向上する

デメリット

・HDD3台構成の場合、実際は2台分の容量しか使えず、残り1台分のHDDは、パリティ情報を格納するために使われる
・2台以上のHDDが障害を起こすと復旧サービス業者に依頼しない限り、原則回復することはできない
・1台のHDDが壊れても何事もなく運用できるため、2台以上のHDDが壊れるまで故障に気が付かず、データ消失など致命的障害に結びつく恐れがある

2. 他のRAIDレベルとの違い

RAID5は、複数のHDDに書き込みを分散して行うRAID0の「ストライピング」という技術をベースにしています。ただし、RAID0には「冗長性」がありませんでした。たとえば1台のHDDが壊れると、全てのデータにアクセスできなくなってしまいます。
そこでRAID5は、前述のように「パリティ」という冗長コードを各HDDに格納することで、RAID0の冗長性がないというデメリットを克服し、高速化・大容量化を実現しました。

他のRAIDレベルについては下記の画像を参照してください。

各RAIDの説明

3. RAID5で障害が起きた時にやってはいけないこと

RAID崩壊などによりアクセスができなくなった場合、さまざまな修復方法がありますが、たとえそれが正しい情報であっても、用途を間違うとデータが消失してしまう恐れがあります。特に、以下の5つの点に注意してください。

やってはいけない対応
HDDを単体で取り外し、電源を入れる

単体接続

RAID5は「複数台のHDDを組み合わせることで、仮想的な1台のHDDとして運用する技術」です。そのため、異常の有無にかかわらず、RAID5に組み込まれている単体のHDDを取り外してパソコンにつなげても、中のデータを見ることは出来ません。

また、単体のHDDを特殊な状況で通電させることで情報の上書きが行われたり、フォーマットがかかるなどして、データが完全に消失するリスクもあります。

やってはいけない対応
HDDの順番を入れ替える

入れ替え

RAID5は、複数台のHDDに分割されたデータが一定の規則に従って保存されています。
しかし、HDDを交換する際、うっかり順番を入れ替えると保存される場所が変わってしまい、中のデータが見られなくなってしまいます。また、HDDを入れ替えることで自動的にリビルドがかかることもあり、中のデータが上書きされ、データが消失する恐れがあります。

やってはいけない対応
リビルド・データの再構築

リビルド

「リビルド」は、RAID障害発生時に、安易に試してしまいがちな手法です。実際、メーカー側はRAIDに異常が発生した場合にリビルドを勧めることがありますが、そもそもリビルドの本来の目的は「HDDのRAIDに関する情報を新しく書き直して、サーバを正常に動かす」ことです。つまりデータ復旧を念頭に置いていないのです。

リビルドはHDDに非常に負荷がかかる上に成功率が低く、さらなる症状悪化を招くことがあります。

リビルドの失敗事例

RAID5に組み込まれている複数のHDDは、いずれも同時期に製造されているため、リビルド中に別のHDDにも不具合が発生すると、データの構成が崩れて障害が悪化する。

サーバーから取り外したHDDを間違えた順番で差し込むと、異常を察知したサーバが自動的にリビルドを開始してしまうので、誤った上書きによってデータが消失する。

別のRAIDレベルと勘違いし、誤ったリビルドをかけた結果、データが見られなくなる。

リビルドで状態が悪化する理由として、以下のリビルド失敗事例が挙げられます。

リビルド失敗イメージ

リビルドを試した後、状態が悪化した機器を復旧する場合、当社であっても復旧までの工数が多くなり、復旧料金が高額になることがあります。

やってはいけない対応
RAIDカードの交換を行う

入れ替え

RAID5が壊れた時、RAIDカードを新しいものに交換される方は少なくありません。しかし、RAIDカードには特殊な物が多いため、注意が必要です。

換性のないRAIDカードでRAIDを構成し直すと、データが見られなくなってしまうばかりか、データの規則性が乱れて、データ構成がバラバラになり、状態の悪化と復旧率の低下を招くリスクがあります。

HDD内部にもファイルシステム異常などの障害が併発している場合、たとえRAIDカードが一致していたとしてもデータを見られるようにはなりません。

やってはいけない対応
ファームウェアのアップデートを行う

RAID5が正常に読み込めない環境で、メーカーサイトの情報を参考にし、ファームウェアのアップデートを行うと、ディスク上の情報が誤って書き換えられ、RAID構成が失われることがあります。

またアップデート後、OSが正常にHDDを認識できなくなることがあり、突然「フォーマットしますか?」と表示され「はい」をクリックしてしまったがために、初期化されてしまったという事例もあります。

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4. RAID5のデータ復旧は当社にお任せください

当社では、全RAIDレベルに対応しており、これまでのRAIDの累積ご相談件数は実に12,088件を超えています。また当社では市販ソフトでは対応していないRAID構成に関しても、独自のツールを使用して対応が可能なため、他社復旧不可のRAID も多数復旧しています。
RAID5に異常が発生した際は、電源の入り切りなどの応急処置を試さず、まず当社へご相談ください。

お客様からの喜びの声

RAID5の復旧に必要な技術

障害の特定

RAID復旧作業

RAIDの復旧作業を正確に行うには、RAID構成の特定やファイルシステム異常の精査のほか、HDD自体の障害の見極めが必要になります。

もちろんHDDの復旧と言っても、その症状は非常に多岐にわたり、それぞれのHDDによって情況も大きく異なっていきます。それゆえにHDDの復旧率が高い専門業者でなければ、RAIDの復旧は基本的に難しいといえるでしょう。
なお、当社ではリスクを最大限軽減するため、RAIDの組み直し作業を行う前に、お客様のHDDから完璧なクローンをセクタ単位で作成してから復旧作業を行っています。

RAID5復旧においては、当社のトップエンジニアが障害の診断を無料で対応させていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。

※法人のお客様は出張診断も無料で対応しております。

RAIDレベルの把握

様々なRAID機器

データ復旧に必要な分析力や技術力に乏しい業者は、データの配置などからRAIDの正しい組み方を解析する事ができず、誤った復旧処置をしてしまう可能性があります。

また、担当者の方が認識しているRAIDレベルと、実際に組まれているRAIDレベルが異なることがあるため、復旧作業に当たっては正確なRAIDレベルとHDDの順番を把握するなど、細心の注意を払うことで、当社では高い復旧率を実現しています。

HDD解体作業

ちなみに当社のエンジニアであれば全RAIDレベルに対応可能なため、RAIDレベルの正確な診断が可能です。RAID5に異常が発生してしまった際、状態の判断が難しい場合でも、専門のエンジニアが的確なサポートをさせていただきます。

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5. 当社ではRAID専門のアドバイザーが対応します

当社では他社復旧不可のRAID5も多数復旧しているほか、法人様のサーバや持ち出せない機器の場合は、無料出張診断も行っています。「RAID5を使っていて故障してしまった」「どのRAIDレベルを使用しているか分からない」など予期しない事態が発生し、データを損失してしまった場合は、無理に復旧は試みずに当社までご相談ください

お電話またはお問合せフォームよりご連絡いただければ、RAID専門のデータ復旧アドバイザーが、お客様の情況を伺った上で、考えられる状況やシチュエーションに見合ったご提案をさせていただきます。

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