突然アクセスできなくなった!
NAS・サーバーの故障・クラッシュ 原因とデータ復旧方法
ネットワーク上で手軽にデータアクセスができ、情報管理が簡単に行えるNASやサーバー。
ある日突然アクセスできなくなったりエラーが発生してしまったらどうしますか?
突然起こりうるNAS・サーバー故障・クラッシュの原因とデータ復旧方法について詳しくご紹介いたします!
- 1. NAS・サーバーの故障・クラッシュ事例
- 共有ファイルにアクセスできない
- メッセージやランプ点滅によるエラー表示
- リビルドによるデータ消失
- RAID構成の崩壊 - 2. NAS・サーバーの故障・クラッシュの原因
- OS・システムの不具合や故障
- 内蔵ハードディスクの故障 - 3. NAS・サーバー故障時の正しい対処方法
- すぐに電源を切る
- 自分で復旧作業を行わない
- データ復旧業者に依頼する - 4. NAS・サーバーのデータ復旧方法
- OS・システムの解析と修復作業
- 物理的破損の修復作業 - 5. 当社が選ばれる理由
- 6. データ復旧(復元)の流れと料金
- 7. よくある質問
1. NAS・サーバーの故障・クラッシュ事例
NAS・サーバーの故障は突然起こりうることです。
故障・クラッシュの種類は様々ですが、特にお問い合わせの多い故障事例をご紹介いたします。
共有ファイルにアクセスできない
共有フォルダにアクセスできないという故障事例です。
共有の設定がオフのまま、ネットワークに接続されていないままというのがよくある失敗談です。しかしいつもと同じ設定なのに共有ファイルにアクセスできないということはNAS・サーバー自体に何かしらの障害が発生していますのですぐに使用を中止してください。
メッセージやランプ点滅によるエラー表示
エラーメッセージや点滅の色・種類はメーカーや機種によってさまざまです。メーカーのウェブサイトに詳細が記載されているものもあるので簡単なエラーはご自身で解決することができます。しかしそれで復旧できないとNAS・サーバーのシステムや筐体に異常が発生し故障している可能性があります。原因を特定するためにデータ復旧の専門業者に相談するのも一つの手でしょう。
リビルドによるデータ消失
故障したHDD(ハードディスク)を入れ替えてRAID構成を自動で組み換えすることをリビルドといいます。メーカーのマニュアルや説明書にもリビルドすればデータ復旧可能であると書いてあるので安易にリビルドを行ってしまう方が多くいます。しかし冗長性のあるRAID構成のNAS・サーバーが故障した場合、リビルドはデータ損失につながる恐れがあるため、万が一NAS・サーバーが故障した際はリビルドを行わないでください。
RAID構成の崩壊
万が一ご自身で内蔵HDD(ハードディスク)を取り外したり、データ復旧を試みてリビルドを行うとRAID構成の崩壊を招くことがあります。RAIDは構成の種類によって復旧方法が異なりどれも複雑です。データ障害を悪化させないためにもデータ復旧業者の的確な初期診断を上手に活用しましょう。
2. NAS・サーバーの故障・クラッシュの原因
OSやシステムに異常が発生する論理障害と、機器本体が傷ついてしまう物理障害の二種類があります。NAS・サーバーの故障をそれ以上悪化させないためにまずは原因を特定しましょう。
OS・システムの不具合や故障

NAS・サーバーの故障原因として多いのが論理障害です。OSやシステムに不具合が生じている場合、NAS・サーバーのデータにアクセスできなくなってしまいます。大量のパソコンから一度にアクセスすると処理が追い付かずシステムダウンしたり外部からのサイバー攻撃やウイルス感染などでNAS・サーバーが故障してしまったという事例もあります。NAS・サーバーのシステム異常が発生した場合、保存データの消失や個人情報の流出など大きな問題に発展する恐れがあります。
内蔵ハードディスクの物理的な故障

NAS・サーバーの内蔵ハードディスクからカチカチという異音が聞こえたり焦げ付いたにおいがした場合は要注意です。これらは物理障害が発生している合図で、内蔵ハードディスクに傷がつき正しくデータを読み込めなくなります。経年劣化が原因の物理障害も発生しますのでただちに使用を中止してください。
3. NAS・サーバー故障時の正しい対処方法
NAS・サーバーが故障した際にどのような対応をするかによってその後のデータ復旧率を大きく左右します。正確な初期対応を行うために故障時の対処方法についてご紹介いたします。
すぐに電源を切る
NAS・サーバーが故障したときに最も迅速に行える対処方法が電源を切ることです。
内蔵のハードディスクはデータを書き込むためにディスクが高速回転しています。ディスクが破損している状態で何度も通電を繰り返すと破損箇所が拡大し、さらにシステム異常や内蔵ハードディスクの別箇所の破損など、故障原因を併発する恐れがあります。

自分で復旧作業を行わない
いつも使用できているNAS・サーバーが故障した場合、迅速な復旧対応が必要なのでご自身でどうにか復旧作業を行おうとするお気持ちはよくわかります。しかし故障原因が不明・あやふやなまま復旧作業を進めるとより障害を悪化させてしまいます。すぐに手に入る市販の復旧ソフトは軽度の論理障害にしか対応していません。故障原因を正確に突き止めるためにもデータ復旧業者の的確な初期診断を有効活用しましょう。

データ復旧業者に依頼する
NAS・サーバーが故障した場合、最も安全にデータを取り出せる方法がデータ復旧の専門業者に相談・依頼することです。
「サーバーが故障してしまった」
「NASが検出・認識されなくなった」
「どうしたらいいのかわからない」
NAS・サーバーの故障でお困りのお客様はお気軽にご相談ください。24時間365日、相談・診断・お見積りを無料で対応させていただきます。

4. NAS・サーバーのデータ復旧方法
NAS・サーバーが故障した場合、以下の方法でデータ復旧作業を行います。
OS・システムの解析と修復作業
NAS・サーバーが故障した原因を特定するためにOS・システムの解析を行います。
当社では…
当社では専用ツールを使用し、データ領域を16進数に変換して整合性をチェックします。膨大な数の羅列された文字の中から、誤った値や消失した値を見つけ出すことで修復作業が行われます。当社にはNAS・サーバーの専門トップエンジニアが在籍しており、熟練の専門技術と膨大なデータベースを駆使し、機器の復旧対応を行っております。
またRAID構成が組まれているサーバーの場合、RAID構成の解析や再構築も行わなければいけません。
当社の論理専門トップエンジニアがこうした解析・分析・修復の工程を何度も繰り返し日々研究を重ね、安全なデータ復旧(復元)を実現させているのです。

物理的破損の修復作業
内蔵ハードディスクが破損している場合、設備・技術力が必要不可欠な修復作業となります。

ハードディスクは非常に精密な機器で、破損箇所の復旧難易度は高度なものです。そのためハードディスクに物理障害が発生している場合、ご自身でハードディスクを開封したり、修復ソフトを使用するのはやめましょう。大切なデータを失いかねません!

当社では…
ハードディスクは世界一精密な機器。少しの埃や塵がディスクに付着するだけでデータの取り出しが不可能になってしまう可能性があります。
当社の復旧スペースはクリーンルームの中でも特に清浄度が高い空間『クラス100』を採用しており、安全性を担保した状態で復旧作業を行っています。ハードディスクの表面にできた傷(スクラッチ)は多くの復旧業者が対応できない症状ですが、当社の物理専門トップエンジニアの技術をもってすれば他社復旧不可のスクラッチ障害にも対応することが可能です。
5. 当社が選ばれる理由
① 無料サービスで安心安全データ復旧

専門アドバイザーへの電話相談が無料
当社にはNAS・サーバー専門アドバイザーが在籍しており、24時間365日ご相談を受け付けております。
突然サーバーにアクセスできなくなったり
突然NASが認識しなくなった など...。
突然のトラブルをご相談いただければ専門的知識を持ったアドバイザーが丁寧に対応させていただきます。

初期診断・見積もりが無料
NAS・サーバーの破損箇所を特定し、復旧の可能性を明確にするために当社のトップエンジニアが初期診断を行います。この工程で正確に判断できないと誤った方法で復旧(復元)作業を行ってしまうためデータを失う可能性があります。
診断結果から割り出された復旧確率やNAS・サーバーの破損具合に合わせたお見積書を無料でご提供させていただいております。

出張サービスが無料(法人様限定)
厳重なセキュリティで管理されており規則上、
・持ち出しが出来ないサーバやNAS
・物理的に持ち出しが難しい大型サーバやNAS
をお持ちの法人様については弊社エンジニアが お客様ご指定の場所まで伺い、診断から復旧作業まで行います。
② 徹底されたセキュリティ

Pマーク・ISOを取得
当社はPマーク(プライバシーマーク)と国際標準規格のISOを取得しています。
Pマークとは、個人情報の取扱を適切に行っているかどうかを財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)による認定を受け取得できるものです。
ISOとは、世界162ヶ国(2018年1月)の加盟国が参加し国際標準規格を策定している品質規格のことです。
業界でこの2つを併せ持っている会社は非常に少なく、情報に対する品質が世界標準レベルであるという証明でもあります。

国際空港レベルのセキュリティゲート
当社のオフィスには金属探知ゲートと第三者機関の警備員が配置されており、
・社外から一切記憶媒体を持ち込まない
・社内からお客様情報を持ち出さない
ことを徹底しています。 お客様・従業員を問わず、セキュリティゲートでの入退室チェックを行いセキュリティ対策には万全を期しています。
6. データ復旧の流れと料金
① データ復旧の流れについて


② データ復旧の料金について
データ復旧費用は4つの要素で決まります
-
1
総ディスク容量
どれくらいの大きさか? -
2
故障箇所
どこが壊れているか? -
3
難易度
どれくらい壊れている? -
4
工程数
復旧にかかる期間は?
お電話いただければ、専門のアドバイザーがお客様の状況を伺い、概算のお見積もりと復旧期間をお電話にてお伝えいたします。その後、無料初期診断(お見積もり)のご案内を差し上げることもできますので、金額が気になる方は、まずお電話下さい。
データ復旧料金の目安
500GB未満 | 5,000円〜 | 1TB以上 | 20,000円〜 |
500GB以上 | 10,000円〜 | 2TB以上 | 30,000円〜 |
500GB未満 | 5,000円〜 |
500GB以上 | 10,000円〜 |
1TB以上 | 20,000円〜 |
2TB以上 | 30,000円〜 |
※こちらに掲載されている金額は、あくまで総ディスク容量を元にした目安の金額です。 障害内容により、金額が異なりますので、まずはお電話にてご確認ください。
わからないことがあればお気軽にお問い合わせください。
7. よくある質問
Q: NAS・サーバーに異常が生じてしまっているが、どのような対応をしたらいいかわかりません...。
A: ご安心ください。NASやRAID機器など、複数台共有で使用するサーバー機器からもデータ復旧実績が数多くあります。「サーバーにアクセスできなくて、仕事が止まっている。どうすればいいかわからないがとにかく何とかしたい!」というお急ぎのお客様は今すぐお電話下さい。最短30分診断、即日復旧も可能です。
Q: まず直るかどうか知りたいのですが、診てもらうのにお金はかかりますか?
A: いえ、かかりません。お客様の機器を実際にチェックしてみて初めて正確なデータ復旧の費用がわかりますので、チェックが終わるまでは一切費用は頂いておりません。
※御郵送で機器をお預けいただいたお客様のうち、チェック後にデータ復旧を実施しない場合のみ、機器の返送費用だけご負担頂いておりますのでご了承ください。
Q:会社で使っている機器なので情報漏えいが心配です。預ける前に機密保持誓約書を出してもらえますか?
A: はい、お出しいたします。私たちはお客様の重要なデータをお取り扱いするにあたり、プライバシー・機密情報の保護を最優先に考えております。
上記以外のよくある質問はこちら
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